この異業種交流会は、地域課題の解決をテーマに様々な人たちが集い、交流をはかるもので今回は、ゲストスピーカーに「株式会社さとゆめ」代表の島田俊平氏をお招きしました。
また、「小さな小菅マルシェ」を同時開催し、大勢の参加者でにぎわいました。
嶋田さんは、「700人の村をひとつのホテルに」という著書でも知られていますが、山梨の小菅村で古民家ホテルを中心とした地域の伴走支援を実践し、事業化しています。小菅村での取り組みがその後の事業展開につながっており、講演の中で嶋田さんは「地域で事業を生み出す5つのポイント」について事例を交えながら話しました。
- 新しいカテゴリを創出する。
- 客単価、客数から逆算したハード、ソフトの計画。
- 地域を巻き込むこと。
- 試しにやってみる。
- 「こんなもん壁」を乗り越える。
そして、トークライブではファシリテーターの長田由布紀さんとポイントの考え方やこれからの事業構想にもふれ、「地域課題を解決するとき、何かをやろうとするとき、一番の敵は「こんなもん壁」という「壁」だと話し、「それは誰でも心の中にある壁。ここを乗り越えられるとやりたいコトや事業がうまく行き始めると思う。皆さんにもぜひ乗り越えてほしいです」と強調しました。
トークライブ後は、交流スペースに場所を移しての交流タイムで、嶋田さんと会話をしたり、参加者間で名刺交換をしたり、小菅村の特産品「チャーちゃんまんじゅう」や「Far Yeast brewingのビール」のお買い物を楽しんだり。
終了後、参加者からは下記の感想が寄せられました。(抜粋)
「地域を良くした本気度が伝わってとても興味深くお話を伺いました。こんなもん壁の考え方、仕事に対する取組みを見直すきっかけになりました。素晴らしいお話をありがとうございました」
「危機感とスピード感、この思いを共感出来る仲間と地域づくりをしていきたいと思います。楽しいことが生まれるという希望も大切です。参加できてよかったです」
「実践を通じたノウハウやvisionを分かりやすくお話頂き、目が開かれた思いです。頂いたヒントを自分なりに考えはぐくんでみたいと思います」
「普段聞けない視点での話を聞けてとても有意義でした」
「今回のお話を機に、新緑、清流に癒されつつ「村まるごと」味わいに行こうと思います」
やまなし地域づくり交流センターの次回の異業種交流会y2mixは、今年秋ごろに予定しています。詳細はホームページ等でお知らせします。