山梨県立やまなし地域づくり交流センターでは、令和5年度後期の地域課題解決起業支援セミナーをスタートしました。今期の平日コースには一般参加者5人、山梨県立大学PENTASの授業を履修した学生4人が参加しました。セミナーの目的は、地域課題の解決を目指す事業づくりを学び、自身が実践できる具体的なアクションを考えることです。
参加者はグループに分かれて、まずそれぞれが持つ想い(やってみたいこと)を話し、共有しました。参加者の想いは「居場所づくり」「地域づくり」「アロマ」「祭り」「断熱活動」など様々。想いを共有したあとは、現状(何ができていないのか)、理想の姿(どうしたい、どうなりたいのか)、その理想を実現するためのアイデアをワークシートに整理し、グループで共有しました。今回のセミナーでは「Yes and…」という相手の考えをまず肯定する考え方を前提にしており、参加者からは、それぞれ応援するコメントがあったり、アドバイスがあったりと、楽しい共有時間になりました。
終了後は、以下のような感想が聞かれました。
「色々な人の色々な視点で話が聞けてワクワクした。背中を押される感じで勉強になった。」
「若い人の視点は、いつもふれあえるものではないので楽しかった。」
「自分の想いを伝えることができてよかった。」
「課題を共有できて発見があった。」
「これまでアウトプットする時間があまりなかったので、すごくよかった。肯定してくれたのでうれしかった。」
「自分の言葉で口にすることで、やりたかったことがわかってよかった。」
「いつもボヤっと考えていることを、改めてかんがえる機会になってよかった。」
次回は10月25日に行います。