山梨県立やまなし地域づくり交流センターでは、3月2日、私たちの「やってみたい」を考えるセミナーを開催しました。
今回のy2meetup(ワイスクエア・ミートアップ)では、「y2Advanced」(地域課題解決起業支援セミナー)と「やまなし未来共創プロジェクト」から誕生したプロジェクトを通じて、私たち一人ひとりの「やってみたい」を実現する上で大切なことを学ぶとともに、実現を後押しする新たな人とのつながりを創ることを目的としています。
対象者は、「地域で新たなことにチャレンジしたい個人・団体」で、社会人15名が参加しました。
前半には、これまでにy2advancedと、やまなし未来共創プロジェクトに採択された「taneto」編集長 岩崎舞さん、昨年度「やまなし未来共創プロジェクト」に採択されたRENSA合同会社代表 岩田遥さんに発表をいただきました。
後半は、参加者自身が取り組んでいる活動について話したり、ざっくばらんにイベントの告知や情報交換を行ったりしました。
岩崎舞さんは、2023年度前期に行われたy2 advancedを受講生であり、同年度のやまなし未来共創プロジェクトに採択され、tanetoで山梨県内のエシカルなお店や活動の情報を発信するウェブメディアを運営しています。
岩崎さんからは、活動をしようと思ったきっかけや、これまでの事業内容、これからの展望などについて紹介いただきました。
私が印象に残ったのは、”ささやき戦法”という言葉です。
岩崎さんは、「自分がやりたいことをいろんな人に話す、そうするといろいろな縁がつながりチャンスがまわってくる」とおっしゃっていました。
来年度には、未来計画研究社が行っている「miraiプロジェクト」にも参加するということです。学生の私も参加したいなと思いました!
岩田遥さんは、RENSA合同会社代表で、2022年度やまなし未来共創プロジェクトに採択され「フードロスを活用した6次加工品の販路開拓」を行っています。
岩田さんからは、農産物のフードロスの現状やその原因、現在の事業内容、これからの目標について紹介いただきました。
私自身、山梨県で規格外となってしまったサツマイモの多くが捨てられている、捨てたほうがコストを削減できるということを初めて知りました
岩田さんは、これからの活動として「今年はさつまいも300トンを使い切りたい」「フードロスとなってしまう規格外の製品の単価を安くしなくてはいけないという常識をひっくり返していきたい」とおっしゃっていました。
後半では、座談会を行いました。
ざっくばらんに参加者同士で自分の活動について話したり、これからのイベントや事業の情報交換等を行ったりしました。
参加者同士が事業をするうえでの悩みについて、様々な視点から意見を出し合う様子が見られました。
ワイスクエアのイベントは、来年度も開催予定です!ご参加お待ちしております。
今回のレポートは、山梨県立大学3年、やまなし地域づくり交流センターサポートチームの入倉七彩が担当しました。