この映画は、東海テレビさんが制作したドキュメンタリーで、愛知県にあるチョコレート屋さんで働く人々と、経営する夏目さんの19年間を追った作品です。
今回、私たちがこの映画を知ったのは、ある若者から「この映画を自主上映したい」という相談を受けたことがきっかけでした。
作品には、様々な人が登場しますが、とりわけ、「みかちゃん」が、過去に職場を離れたことを超えて、お店にチョコレートを買いに来た時の笑顔が強く印象に残りました。他にも「加藤さん」や「まっちゃん」、「疋田さん」や「よしのぶさん」も働くことでしか得られない何かを見つけようとしているようにも感じました。このスゴイ職場を目の当たりにして、自分たちは何かできることがあるのかな?そんなことも考えました。生きるって難しい…。でもすべて夏目さんの「障がいがあっても無くてももがくことが大事」という言葉に凝縮されていましたね。
映画会のアフタートークでは、ほぼ全員の方が参加し、鈴木監督の思いを直接うかがって作品をより深く理解する時間を共有することができました。多様性ということに接したとき、何かできることを考えるきっかけになれば、と思っています。
映画会のきっかけを作ってくれたナルシマトオルさん、協力してくださった株式会社KEIPEさん、協賛をいただいた皆様に感謝いたします。また、一緒にやりましょう!