【アーカイブ】■R6後期 異業種交流会 (y²mix)

山梨県立やまなし地域づくり交流センターでは、9月21日(土)に令和6年度後期のy²セミナーのスターㇳを飾るy²mix異業種交流会が行われ、学生や社会人など25人が参加する大盛況となった。ゲストスピーカーには山梨でクラフトビールを製造する3社と、ホップを栽培する1社から代表の方をお呼びし「クラフトビール交流会」を開催した。ゲストスピーカーとして招いたのは、小菅村に拠点を置きクラフトビールを製造する「FAR YEAST BREWING COMPANY」、甲府市でクラフトビールを作ることを通して地域活動を行う「Obina Brewing」、また甲府市でクラフトビールの醸造所と併設するバーを運営する「PERSONABREWWRY」の3社と社会福祉法人の活動でホップを栽培する「社会福祉法人さかき会 みらいコンパニー」をお呼びした。

【アーカイブ】■R6後期 異業種交流会 (y²mix) 山梨県立やまなし地域づくり交流センター

<クラフトビールの力と生産者の思い>

●クラフトビールの可能性として「FAR YEAST BREWING」の細貝さんは「ビールは様々な原料を配合することで地域の魅力を発信できる媒体」であると述べた。各社のクラフトビールはそれぞれ思い思いの地域の産品を配合し地域の魅力を発信している。

「Obina Brewing」のデイブ・プルーカさんは「地名であるObinaを冠した醸造所でビールを作ることを通して地域に貢献したい」と述べた。地域の産品を使うことを通じ地域の経済循環に繋がる。

「PERSONA BREWERY」の高橋さんは「クラフトビールが好きということを起点に人が集まり新たな共通項が見つかればみんな仲間だ」「同業者がみんな商売敵ではなく仲間である」ことが魅力であると語った。クラフトビールには人と人を繋ぐ力がある。

「みらいコンパニー」の八巻さんは「将来的には自分たちでビールを作ることを通してメンバーの自己実現の場にしたい」と述べた。

<クラフトビールの試飲会>

●試飲会ではたくさんの参加者が生産者と直接話しながらクラフトビールを味わうことができた。計8種のクラフトビールを試飲し、生産者の思いに直接触れた。ビールは一つとして同じものはなく、それぞれのこだわりと製造の背景が垣間見えた。生産者も直に消費者の声を聴く機会は貴重だと話しており双方にとって充実した時間となった。

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<参加者の声>

●全体の講演を通して寄せられたコメント

「山梨で活躍されている方々のお話が聞けるセミナー・イベントで非常に充実した時間だった。」

「山梨にはワインのイメージが強いが素晴らしいブルワリーがたくさんあることを知った。」

私自身も講演を聞いて様々な学びを得た。特にクラフトビールという製品を通して地域の魅力を発信してくという取り組みにクラフトビールと地域振興の親和性の高さを感じた。様々な原料と配合することでこれから地域らしさを演出できる非常に面白い取り組みだと感じた。

そしてゲストスピーカーの中でも今回同席したBREWERY同士でコラボしたいという話も出ており、ここから生まれるものがあればいいと感じた。

<セミナーの満足度>

●セミナーの満足度は、アンケートによると満足度(満足)が占める割合が100%になった。

●県立やまなし地域づくり交流センターの令和6年度前期のy²セミナーは、9月28日にy²basicが行われ、10月からy²advanceが始まります。どんな事業のアイデアが生まれるか楽しみです!

このレポートは学生サポートチームの渡邉康太が担当しました。

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山梨県立地域づくり交流センター

開館時間 9時~21時
申込受付 9時~17時
※コワーキングスペースの最終チェックインは20時
【休館日】
貸会議室、多目的ホール(月曜日、年末年始)  
コワーキングスペース(第3・第5月曜、年末年始)
【駐車場】 18台

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